娘の目線

娘の目線

この男の子、娘の目線まで下がって、ゆっくりともの凄く優しく話し掛けてくれてて
弟がいるから慣れてるとか、それだけじゃなく本当に優しい子なんだろうなと思った。
その弟クンも、ずっとお兄ちゃんの横でニコニコ見てて、
いい兄弟だなぁ…きっといい家庭で育ってるんだろうなぁと、私もなんだかほんわかした。
娘のおぼえたての「あーんと!(ありがとう)」に「はい!」と笑顔で応えてくれて
帰る時も娘のしつこいバイバイに振り返り振り返り付き合ってくれた。
娘、帰り道でも「にーたん、ぼーるもらたねー」と何回も言うくらい喜んでたよ。
本当にありがとう!そして小学生ちょっと…とか思ってた自分反省…。
そう思ってよく考えてみれば、この公園、携帯ゲーム持って来る子全く見ないし
男女混ざって遊んでる子も多いし、もしかしたらいい環境なのかも。
みんなと比べてささいな事だけど。
赤を片手でだっこしてレジに並んでいた時の事、
レジは混み気味、後ろはヤンキーっぽいお姉さん。
赤がもぞもぞしたので「どうした?」と思って目線の先を見たら、
ヤンキー姉さんが満面の笑みで赤にバイバイしてた。
まだあどけなさの残るヤンキー姉さんが可愛く思えて、私もありがとうねって微笑み返したら、

ヤンキー姉さん、顔を真っ赤にして仏頂面になったw
姉さんテラカワユスwwありがとう。将来いいママになるよ。 予想以上の人出でたくさん歩かせてしまったので、帰るころにはヘトヘトだった。
帰りの電車もすごい混雑で、私と息子も30分以上座れなかった。
ようやく席が空いて座れたころには、息子は疲れから気分が悪くなってしまったらしい。
(会話が上手じゃないので体調が悪くても自分からなかなか言えません)
何だか様子がおかしいなと思った次の瞬間、息子は床にもどしてしまいました。
「わっ!」と思って慌ててバッグからポケットティッシュを出していると、私たちの席
(二人掛けのシート)の横に立っていた20代半ばくらいの女の子二人がサッとティッシュ
を差し出して「どうぞ」と言ってくれました。
私は「すみません、ありがとうございます!」と受け取って床を拭きだしたんですが
どうやって片付けよう・・・と内心ちょっとアタフタしていました。